【2026年版】少額で買える株主優待10選|2万円以下から狙える銘柄を紹介
2026-09-21
株主優待に興味はあっても、「株を買うには何十万円も必要そう」「できれば少ない資金から始めたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。
実際には、2万円前後から株主優待の対象となる株数を保有できる銘柄もあります。優待内容も、PayPayマネーライトやdポイント、買物優待券、商品、通信サービス、ジムの割引などさまざまです。普段利用しているサービスと相性がよければ、配当とは別のメリットを受けられます。
そこで今回は、2026年9月18日の終値をもとに、比較的少ない資金から優待を狙える10銘柄を紹介します。優待に必要な株数や最低投資額だけでなく、継続保有条件や優待内容もあわせて確認していきましょう。
※株価は2026年9月18日終値です。最低投資額は「1株の株価×優待に必要な株数」で計算しており、売買手数料などは含みません。株価は日々変動します。
※株主優待は変更・廃止される場合があります。本記事では2026年9月19日時点で確認できる最新または直近公表の制度を掲載しています。購入前には必ず各企業の公式IR情報をご確認ください。
※本記事は特定の株式の購入を推奨するものではありません。優待だけでなく、業績・財務状況・配当・株価変動なども確認したうえで判断してください。
少額で狙える株主優待10選を一覧で比較
優待を受けるための最低投資額が安い順に並べています。
| 銘柄 | 証券コード | 1株価格 | 優待条件 | 最低投資額 | 主な優待 |
|---|---|---|---|---|---|
| RIZAPグループ | 2928 | 173円 | 100株※1 | 17,300円 | chocoZAP月会費6か月半額 |
| NTT | 9432 | 177.3円 | 100株・2年以上・要エントリー※5 | 17,730円 | dポイント1,500ポイント |
| ソフトバンク | 9434 | 248.1円 | 100株・1年以上 | 24,810円 | PayPayマネーライト1,000円分 |
| TBK | 7277 | 337円 | 100株・1年以上 | 33,700円 | QUOカード500円分 |
| cotta | 3359 | 522円 | 100株 | 52,200円 | cotta通販15%割引 |
| VTホールディングス | 7593 | 528円 | 100株 | 52,800円 | 車検・レンタカーなどの優待 |
| 楽天グループ | 4755 | 708.3円 | 100株※2 | 70,830円 | 楽天モバイル特別優待 |
| ヤマダホールディングス | 9831 | 715.7円 | 100株 | 71,570円 | 年間1,500円分の買物優待券 |
| BRUNO | 3140 | 1,021円 | 100株 | 102,100円 | RIZAPグループ商品9,000円相当 |
| TOKAIホールディングス | 3167 | 1,387円 | 100株 | 138,700円 | QUOカード・ポイント・水など |
2026年9月18日の終値は、RIZAPグループ173円、NTT177.3円、ソフトバンク248.1円、TBK337円、cotta522円、VTホールディングス528円、楽天グループ708.3円、ヤマダホールディングス715.7円、BRUNO1,021円、TOKAIホールディングス1,387円でした。
※1 RIZAPグループは、現在公式サイトで確認できる2026年3月末権利確定分の制度を掲載しています。今後も同じ内容が継続されるとは限りません。
※2 楽天グループは、2025年12月末時点の株主を対象とした第29期株主優待を掲載しています。2026年9月19日時点で公式サイトに掲載されている直近制度です。なお第29期優待の新規申込受付は2026年5月15日16時59分をもって終了しています。これから購入する場合は、次回制度の正式発表を確認してください。
※5 NTTのdポイントは自動的に進呈されるものではありません。対象の保有期間に到達した株主に案内が郵送され、期限内に専用サイトでのエントリー(申請)手続きを完了する必要があります。申請を忘れるとポイントは進呈されません。
株主優待銘柄を選ぶときのポイント
最低投資額だけでなく、実際に優待を受け取れる条件や、自分が利用できる内容かどうかも確認することが大切です。
特に見ておきたいのは次のポイントです。
- 優待に必要な株数
- 権利確定日
- 継続保有期間
- 優待を受けられる頻度
- 利用できる店舗やサービス
- 優待制度が現在も継続しているか
- 自動進呈か、期限内の申請(エントリー)が必要か
たとえばNTTは2万円以下で100株を保有できますが、dポイントの対象になるには2年以上の保有に加えて、期限内のエントリー手続きが必要です。
一方、割引券は額面が大きくても、対象店舗やサービスを利用しなければメリットを活かせません。
最低投資額だけでなく、条件を満たせるか、実際に使えるかまで確認して選びましょう。
1. RIZAPグループ|「chocoZAP」6か月分が半額になる株主優待がついてくる
今回紹介する中で、最低投資額が最も低いのがRIZAPグループです。
2026年9月18日の終値は1株173円で、100株なら約17,300円です。
現在公式サイトで案内されている2026年3月末権利確定分では、100~199株を保有する株主を対象に、chocoZAPの月会費が6か月間半額になる優待が用意されています。
普段からchocoZAPを利用している人や、これから通ってみたい人にとっては使いやすい内容です。
ただし、現在公表されているのは2026年3月末分の制度です。次回も同じ内容になるとは限らないため、新たに購入する場合は最新のIR情報を確認しましょう。また、優待の適用時期は権利確定から一定期間後になる場合があるため、購入してすぐに使えるとは限らない点にも注意してください。
また、RIZAPグループは札幌証券取引所アンビシャス市場の銘柄です。利用する証券会社で取り扱いがあるかも確認が必要です。
- 1株価格: 173円
- 優待に必要な株数: 100株
- 最低投資額: 約17,300円
- 直近の権利確定: 2026年3月末
- 主な優待: chocoZAP月会費を6か月間半額
2. NTT|約1万7,730円からdポイントを狙える(要エントリー)
少額から100株を保有しやすい大型株のひとつがNTTです。
2026年9月18日の終値は177.3円で、100株なら約17,730円です。
100株以上を保有し、保有期間が2年以上3年未満になると1,500ポイント、5年以上6年未満になると3,000ポイントのdポイントが進呈されます。
注意したいのは、毎年ポイントを受け取れる制度ではないことと、自動的に進呈されるものではないことです。対象の保有期間に達した株主には案内が郵送され、期限内に専用サイトでエントリー(申請)を完了する必要があります。申請を忘れると、条件を満たしていてもポイントは受け取れません。
また、同一株主番号で受け取れるポイントは最大4,500ポイントとなっています。
すぐに優待を受け取りたい人より、少額で長期保有しながら特典を受けたい人に向いています。
- 1株価格: 177.3円
- 優待に必要な株数: 100株
- 最低投資額: 約17,730円
- 基準日: 3月31日
- 保有条件: 2年以上・期限内のエントリーが必要
- 主な優待: dポイント1,500ポイント、5年以上で3,000ポイント
3. ソフトバンク|約2万4,810円でPayPayマネーライト1,000円分
PayPayを日常的に利用している人なら、ソフトバンクの株主優待も候補になります。
2026年9月18日の終値は248.1円で、100株なら約24,810円です。
普通株式を100株以上、1年以上保有した株主を対象に、PayPayマネーライト1,000円分が進呈されます。
購入してすぐに対象になるわけではなく、同一株主番号で基準日をまたいで継続保有する必要があります。
少ない投資額から始めやすく、普段からPayPayを使っている人なら活用しやすい優待です。
- 1株価格: 248.1円
- 優待に必要な株数: 100株
- 最低投資額: 約24,810円
- 保有条件: 1年以上
- 主な優待: PayPayマネーライト1,000円分
4. TBK|約3万3,700円でQUOカード500円分
金券タイプの優待を希望する人にはTBKがあります。
TBKはトラックやバスなどに使われるブレーキ・エンジン部品を手掛ける企業です。
2026年9月18日の終値は337円で、100株なら約33,700円です。
100株以上500株未満を1年以上継続して保有すると、500円相当のQUOカードが贈呈されます。
優待額は大きくありませんが、特定の商品を選ぶ必要がない点は使いやすいでしょう。
こちらも1年以上の継続保有が条件となるため、短期間だけ保有しても優待の対象にはなりません。
- 1株価格: 337円
- 優待に必要な株数: 100株
- 最低投資額: 約33,700円
- 権利確定: 3月末
- 保有条件: 1年以上
- 主な優待: QUOカード500円分
5. cotta|約5万2,200円で通販商品が15%OFF
お菓子作りやパン作りをする人なら、cottaの優待を活用しやすいでしょう。
2026年9月18日の終値は522円で、100株なら約52,200円です。
100株以上を保有すると、自社通販サイト「cotta」の対象商品を15%割引で購入できます。クーポンの有効期間中は何度でも利用できます。
さらに3年以上継続して100株以上を保有すると、割引率は25%になります。
固定額の金券ではないため、どの程度お得になるかは利用頻度によって変わります。
cottaで頻繁に材料や道具を購入する人ほど、メリットを活かしやすい優待です。
- 1株価格: 522円
- 優待に必要な株数: 100株
- 最低投資額: 約52,200円
- 権利確定: 9月末
- 主な優待: cotta対象商品15%OFF
- 長期保有: 3年以上で25%OFF
6. VTホールディングス|約5万2,800円で車関連の優待が充実
車に関するサービスを利用する人なら、VTホールディングスも候補になります。
2026年9月18日の終値は528円で、100株なら約52,800円です。
100株以上を保有すると、次の4種類の優待券が贈られます。
- 新車・中古車購入時30,000円優待券
- 車検10,000円優待券
- レンタカー割引券5枚
- KeePer LABOサービス20%割引券
公式では、毎年9月30日時点で100株以上を保有する株主が対象です。
額面は大きいものの、対象店舗やサービスを利用しなければメリットは小さくなります。
車の購入や車検、レンタカー、コーティングを利用する予定がある人ほど使いやすい優待です。
- 1株価格: 528円
- 優待に必要な株数: 100株
- 最低投資額: 約52,800円
- 権利確定: 9月末
- 主な優待: 車購入・車検・レンタカー・KeePer LABOの優待
7. 楽天グループ|直近の優待では楽天モバイルを6か月無料で利用可能
通信費に関する優待として注目されやすいのが楽天グループです。
2026年9月18日の終値は708.3円で、100株なら約70,830円です。
現在公式サイトで案内されている第29期株主優待では、2025年12月末時点で100株以上を保有していた株主を対象に、楽天モバイルの音声+データ30GB/月プランを6か月無料で提供しています。継続要件を満たした場合は、さらに6か月無料となります。
ただし、この第29期優待の申込受付は2026年5月15日16時59分に終了しています。
そのため、これから株を購入する人が同じ内容の優待を受けられると決まっているわけではありません。
楽天グループの優待を目的に購入する場合は、次回制度の正式発表を確認してから判断しましょう。
- 1株価格: 708.3円
- 直近制度の必要株数: 100株
- 最低投資額: 約70,830円
- 直近の権利確定: 2025年12月末
- 直近の主な優待: 楽天モバイル音声+データ30GB/月を6か月無料(申込受付は終了済み)
8. ヤマダホールディングス|約7万1,570円で年間1,500円分の買物優待券
ヤマダデンキを利用する機会が多い人には、ヤマダホールディングスの優待があります。
2026年9月18日の終値は715.7円で、100株なら約71,570円です。
100~499株を保有すると、3月末に500円分、9月末に1,000円分、年間合計1,500円分の株主優待券が贈られます。
優待券は、税込1,000円以上の買い物で、1,000円ごとに500円券を1枚利用できます。
そのため、商品代金を全額優待券だけで支払える仕組みではありません。
家電だけでなく、対象店舗で日用品などを購入する人にも使いやすい優待です。
- 1株価格: 715.7円
- 優待に必要な株数: 100株
- 最低投資額: 約71,570円
- 権利確定: 3月末・9月末
- 主な優待: 年間1,500円分の買物優待券
9. BRUNO|約10万2,100円でRIZAPグループ商品9,000円相当
キッチン家電や生活雑貨が好きな人なら、BRUNOも候補になります。
2026年9月18日の終値は1,021円で、100株なら約102,100円です。
毎年6月末時点で100株以上200株未満を保有している株主には、株主優待カタログから選べるRIZAPグループ商品9,000円相当が贈られます。
200株以上400株未満では18,000円相当に増えるなど、保有株数によって優待内容も変わります。
ただし、現金や金券ではなく、用意された商品の中から選ぶ方式です。
欲しい商品があるかどうかで、実際に感じる優待価値は変わります。
- 1株価格: 1,021円
- 優待に必要な株数: 100株
- 最低投資額: 約102,100円
- 権利確定: 6月末
- 主な優待: RIZAPグループ商品9,000円相当
10. TOKAIホールディングス|約13万8,700円で年2回優待を選べる
複数の選択肢から優待を選びたい人には、TOKAIホールディングスがあります。
2026年9月18日の終値は1,387円で、100株なら約138,700円です。
100株以上を保有すると、3月末と9月末の年2回、次のような優待から1つを選択できます。
- 飲料水
- QUOカード500円分
- グループレストラン食事券1,000円分
- TLCポイント1,000ポイント
- LIBMO月額350円×6か月割引
公式でも100株以上を対象に、年2回の優待を実施しています。
普段利用しているサービスに合わせて内容を選べるのが特徴です。
- 1株価格: 1,387円
- 優待に必要な株数: 100株
- 最低投資額: 約138,700円
- 権利確定: 3月末・9月末
- 主な優待: QUOカード・飲料水・ポイント・通信料割引などから選択
目的別|どの株主優待が向いている?
優待は金額だけでなく、自分が利用できるかどうかで価値が変わります。
- 少ない資金から保有したい → RIZAPグループ・NTT
- PayPayをよく使う → ソフトバンク
- QUOカードが欲しい → TBK
- お菓子やパン作りをする → cotta
- 車関連のサービスを利用する → VTホールディングス
- 楽天モバイルの優待に興味がある → 楽天グループ
- ヤマダデンキを利用する → ヤマダホールディングス
- キッチン家電や雑貨が好き → BRUNO
- 複数の優待から選びたい → TOKAIホールディングス
- 長期保有を考えている → NTT・ソフトバンク
優待額の大きさだけでなく、普段使っている店舗やサービスから考えると、優待を無駄にしにくくなります。
少額で買える株主優待銘柄の注意点
株主優待がお得に見えても、優待だけを理由に株を選ぶのは注意が必要です。
たとえば3万円分の株を購入して年間1,000円相当の優待を受け取っても、保有株式の評価額が5,000円下がれば、優待額を上回る含み損になります。
また、株主優待は企業の判断によって変更・廃止される可能性があります。
購入前には少なくとも、
- 業績や財務状況
- 配当の有無
- 最新の優待制度
- 継続保有条件
- 優待を実際に利用できるか
- 自動進呈か、期限内の申請が必要か
を確認しておきましょう。
また、1株の株価が安いことと、企業価値に対して株価が割安であることは別です。
株価が数百円だからという理由だけで、割安な株と判断しないようにしましょう。
よくある質問
Q. 株主優待は1株だけ買ってももらえる?
企業ごとに条件は異なりますが、今回紹介した10銘柄は、いずれも基本的に100株以上が優待の対象です。最低投資額を見る場合は、1株価格ではなく、優待に必要な株数を掛けて考える必要があります。
Q. 株主優待をもらうにはいつまでに株を買えばいい?
企業が定める基準日に株主として記録される必要があります。そのため、権利確定日当日ではなく、売買の受渡しを考慮した権利付最終日までに購入する必要があります。具体的な権利付最終日は年によって変わるため、購入時に証券会社などで確認しましょう。
Q. 株主優待は毎年もらえる?
企業によって異なります。年1回や年2回実施する企業もあれば、NTTのdポイントのように、一定の保有期間に到達したタイミングで対象になる制度もあります。また、楽天グループのように年度ごとに内容が公表される制度もあるため、過去と同じ優待が続くとは限りません。
Q. NISAで買った株でも株主優待はもらえる?
NISA口座でも上場株式を保有できるため、企業が定める株主優待の条件を満たせば対象になります。NISAは主に売却益や配当などの税制上の扱いに関する制度です。ただし、長期保有が条件となる優待では、株主番号の継続が重要になることがあります。株式をいったんすべて売却して買い直した場合や、貸株サービスの利用などによって、継続保有と認められない場合があるため注意しましょう。
Q. 一番少ない資金で狙える株主優待は?
今回紹介した銘柄では、2026年9月18日の終値で計算すると、RIZAPグループが約17,300円、NTTが約17,730円です。ただし、RIZAPグループは現在公表されている直近制度が2026年3月末分で、NTTはdポイントを受け取るまで2年以上の保有と期限内のエントリー手続きが必要です。必要資金だけでなく、優待条件もあわせて確認しましょう。
まとめ|少額の株主優待は必要資金と使いやすさで選ぼう
株主優待は、何十万円もの資金を用意しなければ始められないものばかりではありません。
今回紹介した銘柄では、2026年9月18日の終値を基準にすると、RIZAPグループやNTTは2万円以下、ソフトバンクは約2万5,000円で100株を保有できます。
ただし、最低投資額が安いだけで、必ずしも自分にとって魅力的な優待とは限りません。
NTTやソフトバンクのように継続保有が必要な銘柄もあれば、VTホールディングスやcottaのように、利用するサービスによって優待の価値が大きく変わる銘柄もあります。
株主優待を見るときは、必要な資金・保有条件・優待内容・自分が実際に利用できるかをまとめて確認することが大切です。
さらに、株主優待はあくまで株式投資の一要素です。
優待内容だけで判断せず、企業の業績や財務状況、配当、株価変動のリスクなども確認したうえで、自分に合った銘柄を検討しましょう。